トップ4、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、南アフリカによるカップトーナメントセミファイナルが行われた。
ニュージーランド盤石の勝利!

カップセミファイナル第1戦は、オーストラリアとニュージーランドの戦い。先制点はオーストラリア。前半1分、自陣から一気に抜け出すとゴール中央までボールを運びトライ。対するニュージーランドは4分、ベン・ラムが抜け出しラストパスがカカに渡りそのままトライで7−7の同点においつく。さらに、5分、ベン・ラムが敵陣22m付近でボールをつかむとそのまま抜け出し逆転。前半終了のホーンがなった後もニュージーランドは果敢に攻撃を続け、最後はトゥアタンガロアが中央にトライを決め21−7とリードして前半を折り返した。
後半に入っても前半の勢いそのままにニュージーランドが攻勢をかける。後半早々、ストワーズがトライを決め、28-7と点差を広げる。対するオーストラリアも後半5分に見事なつなぎからシュースターがトライを決める。しかし、残り時間1分でニュージーランドが決定的なトライをあげる。オーストラリアも終了のホーンがなった後も攻め、1トライをかえすもノーサイド。35-17でニュージーランドが勝利を収め、カップトーナメントファイナルに進出した。
フランスが脅威の粘りで南アフリカを追いつめるが一歩及ばず!

第2戦は南アフリカとフランスの対戦。どちらがファイナリストとなるのか。試合はいきなりビックプレーから動いた。自陣ゴールライン手前5m付近まで攻められたフランス、そこからターンオーバーしたステファン・パレスが約90mを独走!右端にトライをきめフランスが先制。南アフリカも前半5分、ヘンドリックスがゴール中央にトライ、コンバージョンも成功して逆転。7-5南アフリカリードで前半を折り返す。
後半得点を上げたのは南アフリカ、クイックスタートからセナトゥラが抜け出すと左隅にトライを決め、14-5と点差を広げた。対するフランスは5分、アルバンテージャのトライで2点差とする。残り1分。両チームともに激しいプレッシャーを繰り返す。ホーンが鳴った後、南アフリカボールのスクラムからボールをキープ。最後はアフリカがボールを外に蹴り出しノーサイド。南アフリカが14-12でフランスを下した。